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角田 淳弥; 塙 悟史; 菊地 孝行; 石原 正博
JAERI-Tech 2003-023, 37 Pages, 2003/03
高温工学試験研究炉(HTTR)では、炉心支持黒鉛構造物の健全性を確認するために、供用期間中検査(ISI)としてのTVカメラを用いた炉心支持黒鉛構造物の目視検査及びサーベイランス試験片を用いた物性値の測定を行うこととしている。そこで、平成8年9月から平成10年6月にかけて視検査に用いる供用期間中検査装置の開発を行った。また、開発した検査装置を用いて炉心支持黒鉛構造物の初期据え付け時における目視検査を行った。その結果、TVカメラを用いた炉心支持黒鉛構造物の目視検査で、鮮明な画像が得られることを確認するとともに、炉心支持黒鉛構造物の初期据付時の健全性を確認した。
中村 圀夫; 大岡 紀一
JAERI-M 7459, 36 Pages, 1978/01
OGL-1は日本原子力研究所大洗研究所に設置されている材料試験炉(JMTR)に据えつけられた我国最初の高温・高圧炉内ガスループであり、1977年3月試料部出口平均ガス温度1000Cで100時間の連続運転に成功した。 この資料は同ループで最も使用条件が厳しい部位のひとつである炉内管の供用期間中検査に関するものである。OGL-1は高温、高圧で運転されるために、機器の設計に際して多くの新しい手法が用いられた。この資料では、最初にこのような高温構造物の設計における供用期間中検査の考え方について述べ、さらに検査装置の開発ならびに1976年12月に実施された供用前検査の結果について報告する。